東日本大震災 被災物件報告
Eastern-japan
東日本大震災 従来工法とTNF工法の物件報告
「震度6弱」液状化の発生をしっかりと抑制
- 本建物の地盤の上層部はシルト層で約19m堆積している。
- 地震による影響が殆ど見られないのは、全面改良層により建物が一体的に応答し、
改良層下部と地盤間で地震動入力の低減があった為と思われる。 - 全面改良層による下部地盤の拘束「囲い込み効果」により、液状化の発生はしっかりと抑制されていることが分かる。
- 局所的に液状化が発生したとしても、全面改良層により一体的に抵抗する。
| 物件名 | 施工時期 | 施工面積(m2) | 施工量(m3) | 規模 | 構造種別 |
| 某ホームセンター | 2009.4 | 8,989 | 17,618 | 平屋建 | S造 |
| 某店舗 | 2009.4 | 2,485 | 5,322 | 平屋建 | S造 |
| 某店舗 | 2009.4 | 2,630 | 6,602 | 平屋建 | S造 |
TNF工法



近隣在来工法


建物と舗装の間に隙間が発生(下)

駐車場にも大きな亀裂が発生している(下)
「震度6強」建物の抜け上がり障害等の発生無し
- 本建物の地盤の上層部はローム層で10m以上堆積している。
- 支持杭で支えられた建物には、強い揺れが直接作用するのに対して、
TNF工法により基礎を施工した建物では揺れの強さが低減されていると考えられる。 - 地盤沈下が起きても建物の抜け上がり障害等の発生はまったく無い。
| 物件名 | 施工時期 | 施工面積(m2) | 施工量(m3) | 規模 | 構造種別 |
| 某ホームセンター | 2010.4 | 9,931 | 15,318 | 平屋建 | S造 |
TNF工法



近隣在来工法





