TNF+工法
TNF plus method
TNFに柱状改良をプラス。中高層建物への適用
TNF地盤改良体に柱状改良を組み合わせた工法。地盤の支持力をより高め、軟弱地盤でも中高層建物をしっかり支えます。
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TNF＋工法とは
取得特許
地盤改良体及びその解体方法
特許番号 第4730477号
取得年月日 2011年4月28日
商標
TNF工法の下面に柱状改良をプラス
TNF＋工法は、TNF工法による地盤改良の下部に柱状改良体を追加することで、地盤の支持力を一層高める新しい地盤改良技術です。浅層改良と柱状改良を組み合わせることで、軟弱地盤でも高い安定性を確保し、中高層建物にも対応できます。
適用用途
- 低層から中高層の建築物
- 軟弱地盤地域での基礎安定化
- 建築後の解体・転用を想定する施設
- 地中熱利用設備を導入する建物
特徴とメリット
1. 中高層建物への
適用
TNF＋工法では、浅層改良体の下に柱状改良体を配置し、深部の地盤を囲い込むことで地盤強度を大幅に向上させ、不同沈下を抑制します。従来のTNF工法が低層建物を主対象としていたのに対し、TNF＋工法は中高層建物にも適用可能です。
2. 解体・撤去が容易で
低コスト
柱状改良体内部に設置したパイプから高圧水を注入し、水圧で改良体を粉砕して解体可能です。これにより、短期間で原状回復ができ、撤去コストを削減します。
3. 地中熱利用システム
との親和性
固化材によって適度な剛性を保持した改良層は、さまざまな形に容易に形成でき、改良層内に地下構造物を自由に設置できます。柱状部にパイプを設置することで、ヒートポンプといった地熱利用のエネルギーシステムにも適用可能です。